球磨川第一橋梁にて
先日、熊本の番組でSL人吉の特番が放送されました。
そこで改めて知ったことが多く、SLに懸ける想いは相当なものだと言うこと実感しました。
まず、4億円という修復にかかった金額。
そしてSLの車両の背骨とも言える全長10m、重さ4トンの「台枠」を新品に作り換えたこと。
自動車で言えばプラットフォームにあたるでしょうか。
ちなみに修復前の台枠はもうボロボロだったそうです。
阿蘇BOYとして走っていたので、阿蘇までの急勾配を上るのはかなりの負担になっていたそうで、
阿蘇BOY運行終了前は台枠に車輪が接触しながら走ってたほど、歪んでいたそうです。
そこから約2年をかけ小倉の工場で修復されました。
およそ6割の部品が新品になったのは驚きでした。僕は全くの無知ですねぇ^^;
旧国鉄のメンバーが修復作業にも尽力したそうで、
SL人吉として走り出したときの感慨深い表情が印象的でした。
そんな色んな想いを乗せたSL。
永く運行して、沢山の人を楽しませて欲しいですね^^
【使用機材】
Canon EOS Kiss Digital X
Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM