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2010年 06月 02日
阿蘇山縦走~前編
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見上げる阿蘇・高岳。
「阿蘇」と言えば昨日アップした草千里のように青々とした大自然を想像される方も多いのではないでしょうか?

しかしいざ阿蘇山に登ってみると黒く荒々しい山肌がすごい迫力でした。
熊本に住んでいながら阿蘇にもこんな風景があるんだな、と。
そして改めて阿蘇は「火山」なんだな、ということを実感する登山となりました。
登山に興味がない方も、阿蘇の違う魅力を味わってもらえると嬉しいです。

ちなみに「阿蘇山」は阿蘇五岳からなる連山の通称であり、最高峰は高岳になります。
現噴火口のある山は「阿蘇中岳」ですね^^

阿蘇山最高峰の高岳の登山口は仙酔峡にあります。
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朝8時15分に登り始めました。



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仙酔峡のミヤマキリシマ。見ごろは過ぎていました。
後ろに聳えるのは鷲ヶ峰です。



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いよいい尾根道に取り付きます。
この仙酔尾根は単調な岩場の急登なので通称「馬鹿尾根」と呼ばれています。
山に向かって「馬鹿」って・・・って思いましたが皆さん変な意味じゃなく敬意を払った上で愛称としてこの名前を呼んでいるみたいでした^^




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尾根道の左にはロッククライミングルートの“鷲ヶ峰”がすごい迫力で聳えています。



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尾根道を振り返って。
駐車場が小さく見えますね~。
素晴らしい景色が疲れを癒してくれます。



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この仙酔尾根は噂通りのとにかく岩場・ガレ場の急登、急登の連続でした。
手足をフル活用しなければいけない箇所もあります。平坦なんて皆無、休憩もままなりません^^;
傾斜も登ればドンドンきつくなりますし、尾根道の到達地点は見えているのに全く近づいてきません(汗)
とにかく一歩一歩、確実に進みました。



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迫力ある外輪壁が歴史を物語っていますね。
中央右に見えるルートは中岳火口に向けてロープウェイ横を登るルートです。下山はこのルートを通りました。
この時点では「整備された向こうのルートが楽なんじゃないか?」なんて思ってましたが、下山してみてその考えが甘いことが分かりました^^;



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仙酔尾根ももうすぐ終わり。振り返って。



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仙酔尾根を登りきると高岳山頂への稜線に出ます。
ここには高岳山頂、東峰への分岐の案内板が。登山口からここまで1時間30分かかりました。



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案内板からは通称「天狗の舞台」と言われる大岩でが良く見えます。
こんな粋な名前がついてるところも山の魅力ですね♪

本当はここはミヤマキリシマの群落で一面ピンクのはずだったんですが・・・(笑)
でも気候もあるので仕方ないですね♪

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天狗の舞台の上で食事を楽しんでいる方もいらっしゃいました。


分岐の案内板から高岳へ歩を進めます。


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9時55分、阿蘇山最高峰の高岳(1592m)山頂に到着です(^^)v



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高岳山頂から。うっすらと根子岳も見えていました。


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高岳山頂から中岳への縦走路を眺めて。噴煙も見えていますね^^
仙酔尾根さえ登ってしまえばあとは快適な稜線歩きが楽しめました^^



【後編に続く】

by fine88 | 2010-06-02 15:18 | 登山の写真(山の風景)


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